参考書ソムリエ | プロ家庭教師 さくら総合徳育システム 公式サイト | 兵庫県神戸市

お子さまに最適な
参考書をご紹介する

参考書ソムリエ

お子さまの状況・
目的に合った
最適な参考書を選びます。

お子さまのタイプや理解度、
何を必要としているかによって
勉強の方法はもちろん、
選ぶ参考書も異なります。
※(注)学習参考書と問題集のことをまとめて
「参考書」と表現しています。

参考書は幼児から、小学生、中学高校生向けまで幅広くあります。
各学校の指導要領に沿った学習の補助的なものから
さまざまな受験対策参考書、テクニック・裏技の本、資料集など多岐に渡ります。
私たちは「参考書」の分類を、以下の図のように考えました。

「技術型」の参考書には、問題を解くために必要な知識、受験に役立つテクニックや裏技が記載されています。
一つひとつの問題に対する解説が詳しく、そのため問題数は少なめです。
それに対し「演習型」は、問題数が多く、毎日行う訓練に適しています。

お手元の参考書がどちらのタイプかを知る簡単な判断の方法は、
問題のページ数と解説のページ数の比率を見ればわかります。
「演習型」は問題:解説=10:1から5:1くらい、
「技術型」はその比率が1:1に近づき、場合によっては問題<解説と比率が逆転します。

(例1)

小学標準問題集算数 6年

著者:総合学習指導研究会 編著 出版年度:2011年3月1日 出版社:増進堂・受験研究社

学校の勉強の復習に使う問題集です。基本的な内容を確認する問題がたくさんあるので、反復練習をしやすいです。中学受験を目指す人は、自分の学年より、1年か2年上の内容を学習することをお勧めします。

(例2)

中学入試解き方上手 図形問題

著者:絶対合格プロジェクト 編著 出版年度:2005年10月20日 出版社:増進堂・受験研究社

中学入試問題で構成されています。丁寧な解説がついていますが、問題のレベルが高いので、しっかりと基礎力がついている人の実戦練習に使いたい一冊です。最難関校を目指す人なら小6の春、難関校を目指す人なら夏休みにチャレンジすることをお勧めします。

以上のような分類や難易度の判断をすることは、一般の方々には難しいですし、
お子さまに必要な参考書を見つけることも難しいかと思います。

そこで、参考書ソムリエの出番です。
お子さまの状況、そして何を目的としているのかをご相談いただければ、最も適した参考書をご紹介します。

受験に対応している多くの塾は、オリジナル教材を使用しています。
実はオリジナル教材は、モノクロであったり、解き方に片寄りがあったりすることも多く、
お子さま自身に最適な教材であるとは限りません。
近年、一般参考書出版社は有名塾講師監修のテクニック本や詳しい解説が付いた本を数多く出版しています。
これらの本の中から、お子さまの状況に合った参考書を選び出し、塾教材と併用することで、
相乗効果を生み出し成績アップにつなげることができます。

例えば以下のような条件で参考書を選ぶなら…

・現在、小学6年生・春
・塾に通っているが、算数が苦手
・偏差値を上げたい

偏差値が40くらいなら…

単問チェックで中学入試基礎固め/図形

著者:東京出版編集部 出版年度:2013年2月22日 出版社:東京出版

その名の通り、中学入試の基礎固めに最適な1冊です。数、図形、文章題と3シーリズあり、超基本問題が一通り学習できる内容です。問題のすぐ横に図表を使った詳しい解説があるので、上手に折って使うと練習、復習がしやすいです。小4から小5のときに基本事項の定着に使いたい一冊です。

ステップアップ演習 (中学への算数)

著者:東京出版編集部 出版年度:2000年7月15日 出版社:東京出版

中学入試問題で構成されています。大切な単元の代表的な問題を取り上げて、詳しい解説もあります。問題の右側にちょっとしたヒントが書かれているので、考え方の方向性がわかりやすくなっています。解説、ミニ講座には、算数のテクニックがたくさん紹介されているので、最難関校を目指す人には、小5の終わり頃にチャレンジすることをお勧めします。

偏差値が50くらいなら…

算数プラスワン問題集 《中学受験》

著者:望月俊昭 出版年度:2000年9月20日 出版社:東京出版

算数に必要なテクニックを一通り確認できる問題集です。丁寧な解説があるので、難関校以上を目指す人に必要なテクニックを習得することがでます。塾の模試の小問に出題される問題とほぼ同じ問題が掲載されています。つまり、中学入試で絶対に落としたくない問題の集まりといってもよいでしょう。小6の春からくり返し復習に使いた一冊です。

栗田哲也先生のスピードアップ算数〈発展〉

著者:栗田哲也 出版年度:2006年3月5日 出版社:文一総合出版

中学受験で必要なテクニックが、かなり細かい部分まで掲載されている問題集です。一行問題が中心となっていて、問題数も多いためテクニックもかなり紹介されています。問題の解法を反射的に気付ける人になるための練習ができます。小5の終わりから小6のはじめにくり返し使いたい一冊です。

難関中学入試 ココで『差がつく!』 速ワザ算数 数の問題編

著者:粟根秀史 出版年度:2012年3月1日 出版社:文英堂

中学入試で必要なテクニックが一通り紹介されています。数の問題、平面図形、立体図形、文章題の4シリーズあります。1つのテクニックがポイントとしてまとめられており、そのテクニックを使う問題がレベルに応じて、例題、A、Bと3題あります。まず、例題をしながらポイントを理解、暗記してA問題を解く。この学習が一通り済んででからB問題にチャレンジする、という順で使いたいです。小5の終わりから小6の始め、そして夏休みに総復習として使いたい一冊です。

小6の春といえば、塾では基本的な算数の単元は済んでいるはず。
しかし、伸びないという場合、既習範囲の定着度が低いことが考えられます。
そこで、どの単元が苦手か?もれがあるか?を確認、補強する必要があります。
偏差値が40くらいなら、本来小4、小5で使いたい本で基礎から復習しましょう。
偏差値が50くらいなら、少しレベルの高い本で幅広い内容を復習しましょう。
レベルに合わせて上記のように技術重視の本をオススメします。

例えば以下のような条件で参考書を選ぶなら…

・現在、小学5・6年生
・理科の暗記物が苦手

Z会中学受験シリーズ 入試に出る植物図鑑 改訂版

著者:Z会編集部 出版年度:2017年3月10日 出版社:Z会

理科の暗記物について多くの塾のオリジナル教材はモノクロです。カラーで見やすいほうが記憶にも残りやすいし、一冊を何度も開くことによって定着度が上がります。寝る前や公開テスト前に、しっかり確認したい本です。

中学入試 自分でつくれるできる子ノート 理科 改訂版

著者:旺文社 編 出版年度:2018年4月13日 出版社:旺文社

自分の手で書き込むため暗記の定着につながります。自分の字で書いてあるので、見慣れた字でもあり、一番覚えやすい字になっているのではないでしょうか。自分で作った一冊という価値が、記憶を助けることになります。